Siriは今や誰もが知っているAIになりました.もちろんApple WatchにもSiriは搭載されています.むしろ,Apple WatchこそSiriの本領発揮です.今回はApple WatchでSiriを活かした使い方をご紹介.

Siri

Siriは今から8年前の(もう8年も経っているのか)2011年にiPhone 4Sと共に発表されました.実用的な音声アシスタントのパイオニアと言えるAIです.

最初はiPhoneのみSiriに対応していましたが,その後改良が加えられながら,iPad,iPod Touch,Apple Watch,Apple TV,Macと対応デバイスをどんどん増やしていきました.
今では全ての主要デバイスに搭載されています.

Siri発表時のKeynote

Apple Watch×Siri

Apple Watchは時計ですので常に手首につけています.なので,iPhoneがない時や両手がふさがっている時でもApple Watchは利用できます.Apple WatchでSiriを起動する方法は3つ.

  • デジタルクラウンを長押しする.
  • Hey Siriと言う
  • Apple Watchを口元に近づけて指示する(watchOS 5を搭載したApple Watch Series 3以降限定)

特にHey Siri機能は,別の作業で手が離せないときも使用できるのでとても便利です.

使い方

Siriは本当に色々なことができるので,使い方も様々です. 

タイマー

日常生活でタイマーを使う機会はたくさんあるので,声でタイマーがセットできるというのは本当に便利です.この機能は毎日使います.しかも,Apple Watchは音ではなく振動でタイマーを教えてくれるので,普通の音で伝えるタイプのタイマーには出来ないことができます.

例えば,少し昼寝がしたいとき.”Hey Siri 15分のタイマー”といえば,一瞬でタイマーがセットされます.そして,時間が来ればApple Watchが振動します.音が鳴らないので,他の人の迷惑になることがありません.学校や職場での休憩に重宝します.

料理の時も便利! カップラーメンのための3分タイマーはもちろんですが,本格的な料理をする場合にも時間管理は大切です.パスタを茹でている間にソースを作るなど複数の作業を同時に行う時,茹で時間をタイマーで設定しておくことはよくあります.しかし,料理中の場合は手が濡れていたり,汚れていることがほとんど.声でタイマーが起動できるのなら,手が汚れていても関係ありません.だって手を使わないから.料理はSiriが活躍してくれる場の一つでしょう.

他にもリマインダー代わりにタイマーを使うことが可能です.僕は洗濯機を回すときに必ずタイマーを設定します.僕の寮の洗濯機は洗濯に90分ほどかかるのですが,洗濯が終わる頃には自分が洗濯機を使っていることを忘れていることがよくあります笑(そして,洗濯物はカビ臭くなる・・・).そんなバイオハザードを防ぐために,洗濯機を回し始めたら必ず”90分のタイマー”と設定をしておきます.実際,タイマーがあったおかげで洗濯機を回していたことを思い出し,多くのバイオハザードをこれまで防いできました.しかも手首にずっとつけているので,どこにいても必ず気づくことができます.これは本当に便利.

リマインダー

タイマーもリマインダー代わりになりますが,そもそもApple Watchにはリマインダーというアプリが搭載されています.このリマインダーアプリもSiriとの連携が見事です.

このリマインダーアプリのすごいところは,時間でリマインドを設定できることのほかに,場所でもリマインドが可能なことです.

時間でリマインダーを作成したいときは”Hey Siri ○○時に××というリマインドを作成”と伝えます.10時に水を買うというリマインドをしたいときにはこんな感じ.

そして,何より便利なのが場所のリマインド.GPSを用いてその場所を離れる時か,その場所に着くときにリマインドしてもらう事ができます.やらなきゃいけない事があるんだけど,時間は未定という場合に便利.
例えば,「明日は家から職場に行くときに水を買わなきゃいけない」というときには,そのことをリマインダーに作成しておきます.これで,家を出るタイミングでApple Watchが手首をタップして通知してくれます.

海外

旅行や留学など,海外に行く事がどんどん一般的になっている現代.しかし,海外では時差や通貨など色々と日本とは違うものがあります.「日本にいる友達に連絡したいけど,日本は今何時だっけ?」「15ユーロって日本円で何円?」こういうときにも,Siriが活躍してくれます.しかも為替は最新の情報で計算してくれちゃいます.

Apple Watch×Siriのいいところ

  • 常に手首にいてくれる
  • 振動で伝えてくれるので気づかない事がない
  • 両手がふさがっていても使用可能

まとめ

iPhoneとは違うSiriの活用方法をApple Watchは可能にしてくれます.

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