世界の文字使用について


最近、仕事関連で非常に興味深く有益な資料を読んだ.

その資料がこちらである:

スタートラインに立つためにはどうするのか(https://docs.google.com/presentation/d/1Ny4kmHE2FZMI0AuPxImokweGoAE73RAGivjDJg0kG80/edit#slide=id.g2194639112d019).

非常に有益な(そして今の自分に大きな影響を与えた)資料であるが、その中で特に興味深い言及があった.

それは、世界ではひらがなとアラビア文字を比べると、アラビア文字を読める人口の方が多いという点である.

冷静に考えてみれば当然のことであるが、正直膝を打った. 改めて確認したところ、アラビア語の使用者は現在約3億3000万人、日本語使用者は約1億2000万人であった.

もちろん、識字率の差があるため、文字使用者数を単純に比較することはできないが、概ね3倍の差があると言える.

日本で教育を受けた人々は、ほとんどの場合ひらがなを習得するため、この差を忘れがちであるが、ひらがなを使う我々が世界的な基準であるわけではない.

参考文献

  • スタートラインに立つためにはどうするのか(https://docs.google.com/presentation/d/1Ny4kmHE2FZMI0AuPxImokweGoAE73RAGivjDJg0kG80/edit#slide=id.g2194639112d019).
  • Eberhard, David M., Gary F. Simons, and Charles D. Fennig (eds.). 2024. Ethnologue: Languages of the World. Twenty-seventh edition. Dallas, Texas: SIL International. Online version: http://www.ethnologue.com.

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