エディタをどうするか問題
研究生活で避けて通れないのが,文章を書くこと,とりわけ論文の執筆である.論文などの長文執筆では,普段のドキュメント作成とは異なる執筆方法をする.そこで研究者なら一度は悩むのが論文を書くエディタの問題である.
今まで私は長文執筆の際にはScrivernerというアプリを使用していた.これは大変素晴らしいアプリでプロジェクト形式の管理や,階層構造を持った文章の執筆で大いに助けられた.しかし,1点だけ問題があった.それは2025年の今でもiCloudに対応していないこと.私はiPhone,iPad,Macと合計5台のマシンを利用している.そこに対してiCloudに対応していないというのは致命的であった.(一応Dropboxに対応しているが,このためだけに課金するのも,管理場所を変えるのもしたくなかった.)
そこで現在,Notionで執筆できないかを試している.
Notionを利用するメリットをChatGPTにまとめてもらうと以下の通り.
- 直感的なインターフェース
- ブロックベースの構造により、文章や表、画像、リストを簡単に配置・編集可能。
- 作業を視覚的に整理しやすい。
- 柔軟な構造化
- ページを階層的に整理できるため、章やセクションを簡単に管理可能。
- サブページを活用することで詳細な議論を別ページに分けられる。
- リアルタイム同期とクラウド保存
- 全てのデバイスで自動同期が可能。
- オフラインモードでも作業可能で、インターネット接続後に自動で同期。
- マルチフォーマットのサポート
- テキスト、画像、動画、コードブロック、ファイル添付など、様々なメディア形式をサポート。
- 引用や参考文献を簡単にリンク化できる。
- ドラッグ&ドロップ編集
- セクションの並び替えやブロックの移動が簡単。
- 文章構成の見直しがスムーズ。
- コラボレーション機能
- チームメンバーとリアルタイムで共同編集が可能。
- コメント機能により、フィードバックやアイデアをすぐに共有できる。
- テンプレートの活用
- 論文構成に適したテンプレートを作成・使用可能。
- 論文執筆フローや文献レビュー用のフォーマットを簡単に設定できる。
- タスク管理機能の統合
- 締切や進捗をトラッキングするためのタスクリストやカレンダーを作成可能。
- ゴール設定や優先順位の可視化が容易。
- バージョン管理
- 変更履歴を簡単に確認できるため、以前のバージョンに戻すのも容易。
- リンクデータベース
- 参考文献や調査資料をデータベース形式で管理可能。
- 論文内で引用箇所と資料をリンクできる。
- データの検索機能
- キーワード検索が強力で、関連情報や過去のメモを即座に見つけられる。
- クロスプラットフォーム対応
- デスクトップ、モバイル、ウェブ版が提供されており、どこでも作業可能。
- カスタマイズ性
- 書式設定、色分け、タグ付けなどで視認性を向上させることができる。
- 個人の執筆スタイルに合わせた環境を作成可能。
- 費用対効果
- 基本的な機能は無料で使用可能。
- プレミアム機能を利用してもコストパフォーマンスが良い。
- モチベーション維持
- 作業スペースが視覚的に整理されているため、作業意欲を維持しやすい。
- 進捗が一目で分かるため、執筆の達成感を得やすい。
使用してみて,また感想をまとめたい.