AIと若い世代


先日, 東京大学の学内広報のページにて, 次のような記事を拝読した.

AIを引っ提げてやってきた大学院生

https://www.u-tokyo.ac.jp/gen03/kouhou/1599/end.html

簡単にまとめれば, とある学生が, AIを駆使して, 専門外の研究分野に取り組み, 非常に高い水準のアウトプットを持ってきたという話である.

この記事の筆者は, 最終的に次のようにまとめている.

研究とは何か、研究者とは何者か。私自身が揺さぶられる経験となりました。

AIを引っ提げてやってきた大学院生 より引用

本ブログでも, たびたびAIの進化をまとめているが, 改めて我々が直面している技術は, 研究自体, そして研究者自身の再定義が求められるほどに, 根底をひっくり返すほどの強力な技術であるということを再認識できる.

そう遠くない未来に研究自体がAI単独で行われるようになり, 研究者自体の存在が不要になる可能性も十分にある. そうなったときに, その環境といかに向き合うかは, (その個人の特性や性格にもよるだろうが)今のうちからよく考えて, 心構えを持っておくことが重要であろう.

改めて, 研究とは何か, 研究者とは何か, 私自身も考えてみたい.

参考文献

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