論文を可視化できるツール
近年の生成AIの発展は目覚ましく, 研究効率を向上させるツールが次々と登場している.このブログでもChatGPTやClaudeなどのツールを紹介してきたが, 最近さらに便利なツールが登場している.その一つがMapify (https://www.mapify.so)である.
Mapifyは, 論文のPDFを入力すると自動的にマインドマップを生成してくれるツールである.以前, Google NotebookLMというツールを紹介したが, Google NotebookLMは文書内の情報を参照し, 質問に答えることができるものの, 可視化機能はない.一方, Mapifyは可視化ツールとして非常に有用であるが, 質問応答に関してはGoogle NotebookLMに軍配が上がるように思う.
これらのツールは対立するものではなく, 相補的なものであり, どちらも非常に重要なツールである.もちろん, これらの技術は黎明期にあり, 信頼性の問題があることは否めない.しかし, 研究に役立つ可能性があるツールは積極的に試してみる姿勢を持ち続けたいと考える.
(しかし,本当に昨今の進歩のスピードには恐れ入る)