論文執筆の進行
以前の投稿で, Notionを中心としたワークフローのシステムを構築していることを記述した. あれからNotionに情報が蓄積されていくほど, 一つのシステム内に様々な情報が集約される利便性が飛躍的に高まっている. そして最近では, 論文の執筆に関してもこのNotionを用いるようになった.
その際に便利なのが, プロジェクト管理の機能である. これは様々なタスクをガントチャート形式でまとめる機能である. ガントチャートでタスク管理を行うソフトウェアは他にも存在するが, Notionが非常に便利なのは, 他の蓄積情報との連携が容易な点である.
例えば, ガントチャート上で先行文献の調査や内容確認のタスクがあったとする. そのタスクに対しNotion上であれば, PDFを保管しているページなどへのリンクを貼るだけで, タスクに具体的な情報を紐付けられる. さらに, コーパス研究などでPythonを用いる場合, そのノートブックも合わせて保持できるため, 一箇所で必要な要素をまとめられる点が非常に便利である.
この利便性は, 情報が蓄積されるほど高まる性質のものである. そのため今後もNotionを利用したいと考える一方, この情報集約がNotionからの移行を困難にしている点は意識しておく必要がある.