音声入力での対話をメモとして蓄積する.


以前の投稿で, 音声入力の進化についてまとめたが, その中心は文字起こしの技術にあった. この技術の発展により, 音声でメモを取るというスタイルが, 現実的かつ実用的なものになってきており今回はその点に言及したい. 文字起こしが高精度でなされるようになったことで, 思いついたことや考え中のことを, ただ話すだけで自然に記録できるようになったのである.

この快適さは非常に重要である. まだまとまっていないけれど, なんとなく心に浮かんでいること, あるいは言語化しようとしている最中の思考を, そのまま声に出すことでメモとして残すことが可能になる. 後から振り返ったときに, 「あのとき自分が何を考えていたのか」が明確に見えるようになる点も大きい. また, テキスト化されることで検索性が高まり, 情報の整理・再利用が容易になるという利点もある.

このような理由から, 最近はさまざまなメモを音声で取るようになってきた. たとえば, ChatGPTのような音声入力をサポートするツールを活用するのも有効である. ChatGPTのおかげで, テキスト化にはほとんどコストがかからなくなったため容易に行うことができるし, 情報が構造化され, 思考が保存されるので必要なときにアクセスしやすくなる. まずは気軽にメモを取ること, そしてそれを蓄積することが, 思考と行動を前に進めてくれるだろう.

※この記事も音声入力したものをベースにまとめた.

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