春は新生活のシーズン,
大学生になると,初めてパソコンを買うという人も多いです.そんな人にはAppleのMacBookをぜひ進めます.しかし,MacBookには数種類のモデルがあるので大学生向けにそれぞれのモデルを解説します.
MacBookとは?
まず,MacBookについてご紹介します.(MacBookはもう知っているよという人は読み飛ばして頂いて問題ありません.)
MacBookはアメリカのAppleという会社が発売しているノート型パソコンの名前です.スタバなどに行くと必ず見かけるリンゴマークのついたかっこいいノートパソコンがMacBookです.
最近では,iPhoneの爆発的なヒットもあってMacBookの認知度も高まってきました.iPhoneもMacBookも同じAppleが作っているので,iPhoneに慣れ親しんだ方々が初めて使うパソコンとしてもMacBookは理想的です.
MacBookのシリーズ
MacBookには,この3つのシリーズがあります.(下記の情報は全て2019年4月現在のものです)
- MacBook (他のMacBookシリーズと混同しやすいので,この記事ではMacBook(無印)と表記していきます.)
- MacBook Air
- MacBook Pro
それぞれの特徴をふまえてご紹介します.
MacBook(無印)
MacBook(無印)は,現在のMacBookシリーズの中で最薄最軽量で最もコンパクトなサイズのモデルです.
その薄さはなんと一番薄い部分で3.5mm,一番暑い部分でも13.1mmです. センチではなくミリです.3.5ミリと13.1ミリ.これほど薄ければ,カバンが膨れることもなければ場所もとりません.
重さもわずか920gです.パソコンが1kgを切る時代がやってきました.これだけ軽いので気軽に持ち運ぶことができます.広いキャンパス内での移動や,部活やサークルで荷物の多い人にとって,この軽さは本当に助かります.
もちろん性能も,一般的な大学生活に必要十分な性能を備えています.12inchのスクリーンを搭載していて,コンパクトさと快適性を両立しています.一回の充電で10時間のネット接続ができるバッテリーも搭載しています.レポートの作成やプレゼンくらいなら全く問題ないでしょう.そして,デザインがメチャクチャ可愛い.コンパクトでカラーバリエーションもあるデザインなので,とてもオシャレで可愛いパソコンです.
私は現在このMacBook(無印)を大学院で使っていますが,控えめに言って最高です.私はどんな風にMacBook(無印)を使っているかなどを詳しく書いたレビュー記事があるのでよければ参考にしてください.
理系の方やデザイン系の方などで,高性能のパソコンが求められる場合には,後で紹介するMacBook Proシリーズの方がいいかもしれません.
MacBookが向いている人
- 文系の人
- 荷物が多い人
- 移動が多い人
- 軽いパソコンが欲しい人
- 可愛いパソコンが欲しい人
お値段は一般価格で¥142,800 (税別),学割価格で¥136,800 (税別)から.
MacBook Air
* MacBook AirにはRetinaモデルと非Retinaモデルという2種類のモデルが存在しています.しかし,非Retinaモデルは新モデルが発表されておらず,旧モデルであることが否めません.なので,ここではRetinaモデルというモデルについて解説します.
MacBook Airは重さと性能のバランスが一番取れているMacBookです.
薄さは15.6mm,重さは1.25kgです.MacBook(無印)よりも少しだけ厚くて重いですが,それでも軽い部類のパソコンですし,少し大きめの13.3inchのスクリーンを搭載しています.画面が大きい方が作業効率は上がるので,本体のサイズが少し大きくなっても作業効率を重視したい人にはオススメのMacBookです.
このMacBook AirにはTouch IDと呼ばれる,指紋認証の機能がついています.IPhoneで使ったことがある人も多いはず.指紋認証でパソコンにログインできるので,パスワード入力の面倒臭さが大幅に減ります.
さらにMacBook(無印)より長時間駆動で一回の充電で12時間のネット接続ができるバッテリーも搭載しています
性能もMacBook(無印)より少しだけですが良くなっています.しかし,大きな差があるとは言いづらいので性能よりも,むしろ画面のサイズの違いで検討した方が良いでしょう.レポートやプレゼンなどには当然問題ない性能を持っています.
MacBook Airが向いている人
- 文系の人
- 移動が多い人
- 軽いパソコンが欲しい人
- 可愛いパソコンが欲しい人
- 画面は大きい方がいい人
お値段は一般価格で¥134,800 (税別),学割価格で¥128,800 (税別)から.
MacBook Pro
*MacBook Proには,Touch Bar・Touch IDというものが付いているモデルと付いていないモデルが存在しています.しかし,付いていないモデルは新モデルが発表されておらず旧モデルであることが否めません.なので,ここでは付いているモデルについて解説します.
最後はMacBook Proです.MacBook Proは文字通り,プロ向けのMacBookとなっています.これ一台あればレポート作業はもちろん,画像編集や動画編集など大抵のことはできてしまうのがMacBook Proです.
また,MacBook Proには指紋認証のTouch IDは搭載されていますし,賛否両論がありますがTouch Barと呼ばれる機能もついています.これはキーボードの一部がスクリーンになっていて,作業によってキーボードの表示が変わるというものです.
『作業によってキーを変更できるので便利だ』という意見もあれば,『コロコロとキーが変わって鬱陶しい』という意見もあります.
MacBook Proにはサイズが2つあります.13.3inchモデルと15.4inchモデルです.両方とも,一回の充電で10時間のネット接続ができるバッテリーも搭載しています
13.3inchモデルは,薄さが14.9mm,重さが1.37kgとなっています.MacBook(無印)やMacBook Airと比べると厚くて重いですが,その分の性能も高いです.今後,画像編集や動画編集にも挑戦してみたいと考えている場合にはMacBook Pro 13inchモデルがオススメです.
15.4inchモデルは,薄さが15.5mm,重さが1.83kgとなっています.MacBookシリーズの中で一番厚くて重いですが,性能も一番いいのがこのモデルです.しかし正直に言うと,これほどの性能を必要とする大学生は限られていると思います.
例えば,美術系の映像制作を学ぶ学生さんや,建築学科で建物のモデリングをバンバン制作するといった場合にはMacBook 15inchモデルはオススメできると思います.しかし,そういう学生の方でない場合はやめておいた方が良いでしょう.大きくて重いので持ち運びも大変ですし,値段ももちろん上がってしまいます.
MacBook Proを選ぶ時はほとんどの場合,13inchモデルで問題ありません.5分や10分くらいの動画なら13inchモデルでもいけます.むしろ,それでもオーバースペックなくらいだと思います.逆に,これだけ良い性能を持つパソコンがあるので新しい趣味を始めるというのも良いでしょう.
MacBook Proが向いている人
- 画像編集や動画編集に挑戦してみたい人
- パワーのあるパソコンが欲しい人
- マシンパワーの必要なプログラミングなどを学ぶ人
- (15inchモデルが向いている人)映像やCAD,モデリングなどをメインに学ぶ人.
- (15inchモデルが向いている人)大きい画面が欲しい人
お値段は13inchモデルが一般価格で¥198,800 (税別),学割価格で¥187,800 (税別)から,15inchモデルが一般価格で¥258,800 (税別),学割価格で¥242,800 (税別)からです
まとめ
一覧表にすると,こんな感じ.
自分にとっての最高のMacBookを見つけて,素敵なキャンパスライフを送ってください.