conjunctiveとdisjunctive
Coordination Structure (等位構造) は, いくつかの観点で分類ができる.
その分類の一つが, conjunctive (連言的) と disjunctive (選言的) という観点である.
次の例文を参照したい.
(1). I will [read a book and watch a movie] this weekend.
(2). I will [read a book or watch a movie] this weekend.
(1)の文は, [本を読む] という行為と [映画を見る] という行為の両方を行うことを表している.
これに対し(2)の文は, [本を読む] という行為と [映画を見る] という行為の少なくとも一方を行うことを表している.
このように, (1)のように接続される要素のすべてが成立することを示す等位構造を conjunctive coordination, (2)のように接続される要素の少なくとも一つが成立することを示す等位構造を disjunctive coordination と呼ぶ.
このような観点でCoordination Structureは分類することが可能である.
参考文献
- HASPELMATH, M. Max-Planck-Institut für evolutionäre Anthropologie, Leipzig (September 2000).
- 浅田裕子. (2019). 日本手話における等位接続の特性 (1) 等位接続の同時性における非対称分析. 手話学研究, 28(1), 20-30.