FormSet と Workspace
以前の投稿で FormSet や Workspace といった概念を概観した. 他方で, これらの概念が組み合わさるときに, 具体的にどういったことが起きるであろうか.
今回は, 等位構造などを想定した際に起こる, Fong & Oishi が提唱している Parallelism という概念を見てみたい.
In particular, Workspace items input to FormSet must be a coherent collection of items that obey natural conditions on parallelism.
(Fong & Oishi, 2025, p. 1)
日本語では「平行性」とでも訳すことが可能であろうか. この提案は, FormSet という強力な概念をより細かく定義する提案であると言えるだろう.
FormSet という概念を用いてしまうと, どんなものでも FormSet に投入できてしまうため, こういった制約が必要になってくるだろう.
他方で, どういった要素が coherent であると言えるのか, さらにその条件など細かい部分をより深く検討する必要があるだろう.
参考文献
- Fong, S., & Oishi, M. (2025). On the nature of FormSet. Linguistic Variation.