生成文法が成し遂げること


最近, チョムスキーの昔の著作を読んでいる. その中で改めて人間言語の探求を行う生成文法が伝統的に持っている関心についてまとめた一節があり, 初心に帰る上でも, 今後我々が探求すべき方向を確認するにあたっても, 非常に重要な一節であると感じたのでここにまとめたい.

To borrow Jespersen’s formulation eighty years ago, the goal is to unearth “the great principles underlying the grammars of all languages” with the goal of “gaining a deeper insight into the innermost nature of human language and of human thought.”

(Chomsky, 2008, p. 133)

改めて眺めてみると, 非常に壮大な目標であり, これが実現できれば人間の特性に関して大きく進展を見られるであろうが, 一方で, その道は果てしなく長いようにも感じることができた.

参考文献

  • Chomsky, N. (2008). On phases.

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