iPad Challenge LAST DAY.
iPad Challenge 最終回ということで、約10日間iPadだけでブログを更新してみての結果をまとめます。
今月のWWDCでiPad OSが発表されたのをキッカケに、本格的にiPadをメイン端末にすることを考え始めました。
そこで予行演習も兼ねて約10日間、iPadだけでブログを更新しようと思い、iPad Challengeを行いました。
今回はiPad Challenge最終日ということで、iPadだけでブログを更新して感じた良いところと悪いところをまとめます。
今回使用したiPadと周辺機器
今回のiPad Challengeで使用したのはこの3つです。このiPadの他にiMacとMacBookも使っているので、それらを対比した上での意見となります。
iPad Pro
iPad Pro 10.5inch 256GB Wi-Fi +Cellular モデル.
2017年発売のiPad Pro。一世代古いモデル。Cellular モデルではありますが、現在はSIM無しで運用しているので実質はWi-fiモデルとして利用中。
Apple Pencil
Apple Pencil 第一世代
もはやiPadに必須のペン。iPadを紙へと変えてくれる。
Logicool SLIM COMBO keyboard
Logicool 10.5インチiPad Pro用 キーボード付きケース IK1092BLA
コンピューターのアクセサリーなどを販売しているLogitech社が販売している、iPad用のキーボードです。最大の特徴はiPadのSmart Connectorに対応しているということです。Appleの純正キーボード以外でSmart Connectorに対応しているiPad用のキーボードを僕はこれ以外知りません。
iPadでブログを更新して良かったこと4つ
まずは今回のiPad Challengeで気づいた、iPadでブログを更新することの良い点を4つにまとめます。
気軽にブログを書くようになった。
iPadだとブログを気軽に書き始める自分がいることに気づきました。おそらくはiOSの影響なのかもしれません。iPadに搭載されているiOSは、やはり瞬発力があるように感じます。開いた瞬間に動き始める感覚が作業に取り掛かる際のストレスを減らしてくれます。
macOSも優れたOSですが、パスワードを解除して作業を始める時に一瞬モタつく感じがあります。また、作業を始めるまでの動作が多いことも理由のひとつでしょう。私はMacでブログを書くときはブラウザのWordPressの投稿画面で記事を書きます。ということは、ブログを書くまでに
Mac起動→Safari起動→Wordpressログイン→投稿から新規作成→執筆
というステップを踏む必要があります。
一方、iPadなら
iPad起動→Ulysses起動→新規投稿→執筆
で済みます。
今回のiPad ChallengeからUlyssesを使い始めたのでMac版をまだ試せていませんが、iPadの方がブログに辿り着くステップが少なくて済みます。
結果、パッとブログを書くようになりました。
Apple Pencilは便利
これはiPadならではの利便性。Apple Pencilはやっぱり便利です。Apple PencilはMacでは使えません。なので、Apple Pencilを使いたいなら必ずiPadを持っていく必要があります。しかし、今まではブログを書く時にはMacを使っていました。結果として、Apple Pencilが必要でブログも書きたい日にはiPadとMacBookの両方を持っていく必要がありました。
iPadでブログを書けるなら、外出時にMacBookを持って行く必要がなくなります。そしてApple Pencilも使えます。なので荷物を減らせます。
さらにApple Pencilならではの機能として、手書きでブログに使う画像などを作成することもできます。これもiPadの利点。
電池持ちが良い
MacBookと比べて、やはりiPadは電池持ちが良いように感じます。2日くらいなら充電なしでも使えます。なので、バッテリー持ちを気にすることなく作業を続けられます。この違いは精神的に大きい違いを生みます。常にバッテリーを気にしなくてはいけない状態では、作業に集中できないですから。
電池持ちとは少し話がズレますが、iPadの方が充電器が小さいです。なので、荷物も軽くなります。これも地味に重要なポイント。MacBookもiPadも機動力が売りなので、なるべく軽くありたいもの。それは充電器も同じです。このポイントもiPadでブログを書く際のメリットと言えるでしょう。
フットワークが軽くなる
iPadの最大の利点は、その取り回しの良さ。近場のカフェなどに行く時などはボディバッグだけで出かけますが、iPadならボディバッグにサッと入れて持ち運べます。基本的にボディバッグには常にiPadを入れて出かけているので、どこでもブログが書けるようになりました。これも大きな利点でした。Apple Pencilの良さでも話しましたが、iPadでブログを書けるようにしておくと外出時の荷物を減らすことができます。ボディバッグひとつでブログ環境を持ち運べるのは、フットワークの軽さに繋がります。
iPadでブログを更新して悪かったこと4つ
今までiPadの良さをまとめてきましたが、ここからは悪い点です。やはり、どんなものにも長所と短所があります。iPad Challengeで感じた短所を4つまとめました。
姿勢が悪くなる
iPadに限った話ではありませんが、小型の端末を使っていると姿勢が悪くなります。これはどうしても避けられない問題ですが、端末が小さいほど机に置いた時に前かがみになりやすいです。特に私のiPadは10.5inchというサイズでかなり小さいです。持ち運ぶ際には便利ですが、使っている時はどうしても姿勢が前かがみになります。例えば、iMacなら画面が大きいので前かがみになることはありません。
実際、このiPad Challenge中は首の張り・肩のコリが酷かったです。コンパクトさはありがたいですが、腰を据えてじっくり作業するときはキチンとした姿勢をキープできる方が結果としてパフォーマンスが上がるように感じます。
ウォーターマークが入れられない
これはもしかしたら解決できる問題なのかもしれませんが、ウォーターマークをいれられないです。MacではPhoto Bulkというそふとを使っていて、リサイズからウォーターマークの挿入まで一括で行なってくれる最高のソフトです。ウォーターマーク・Photo Bulkについてはこちらの記事で詳しく説明しています。
これに相当するアプリは現在見つけられていません。なので、iPad Challenge期間はウォーターマーク無しで更新していました。可能ならウォーターマークは入れたい派です。Siriショートカットで何とか出来ないかと考えていますが、この点については今後改善したいです。
マウス欲しい
今回、iPadに移行を真剣に考えるようになった最大の理由はiPadOSでマウスが解禁になるからです。Apple自身もアクセシビリティ機能の一環と言いつつも、多くの人が使うようになると予想しています。やはり、マウスの操作性は偉大なんだなと感じています。
今回のiPad Challenge でも幾度なくマウスが欲しくなるタイミングがありました。キーボードから画面に手を行ったり来たりさせるのは正直言ってアホらしいですし疲れます。
iPadOSでのマウス解禁が本当に待ち遠しいです。
キーボードの入力変換が混ざる
我々日本人は、文字入力の時に日本語入力と英語入力の切替を避けては通れません。これは英語圏以外の全ての人にとっても同じはずです。母語と英語入力を切り替える必要があります。
そんな日本でも一部の間ではUSレイアウトのキーボードが人気です。特にMacユーザーは見た目のシンプルさもあってUSレイアウトを好む人も少なくありません。
もし、USレイアウトUKレイアウトのキーボードを使っている方なら、iPadとMacでは文字入力の切替の方法が異なることに注意が必要です。。一般的なUSレイアウトUKレイアウトのキーボードならスペースキーの左右にcommandキーが搭載されいています。そして、スペースキーとcommandキーで入力切替を行います。一方、iPadではグローブ(地球儀)キーで行います。
これがめちゃくちゃ煩わしい。脳がサッと切り替えられないので、Macを使っている時にiPadのキーボード感覚(またはその逆)でいるとタイプミスを連発します。なんで、こんなレイアウトにしたんだろう・・・
さらに私は、iMac,MacBook,iPadで全て違うレイアウトのキーボードを使用しています。
iMac→JIS(日本語レイアウト)
MacBook→UK(イギリス英語レイアウト)
iPad→US(アメリカ英語レイアウト)
なので、より一層紛らわしい。何がなんだが分からなくなる時があります。
これもiPadの悪い点でしょう。グローブキーいらない・・・
まとめ
途中でトラブルなどもありましたが、今回のiPad Challengeは色々と勉強になりました。特にUlyssesに投資するきっかけになったのは良かったです。このアプリがあればiPadでも十分ブログ更新は可能ですね。
ひとつ悩ましいのは、もう少し大きい画面が欲しいということ。次世代のiPadが出たら12.9inchに買い換えようと思っているので楽しみに待ちます。
一方、iPadだけで更新したからこそ改めてMacの良さにも気付けたところがありました。適材適所は大事ですね。