Not と Neither の区別


私は学生の頃, 英語を学んでいる際に, 「neither」のような表現がいまいちピンとこない部分があった. これは日本語では, 基本的に「not」で表現できる部分を細分化しているように感じられたのである.

Szabolcsi and Haddican (2004) は, この点に言及しており, 次のように述べている.

In Hungarian (Russian, Serbian, Italian, Japanese), in contrast to English (German), negated definite conjunctions are naturally and exclusively interpreted as ‘neither’.

(Szabolcsi & Haddican, 2004, p. 1)

私はこれを通言語的に捉えたことはなかったが, どうも日本語だけでなく, ロシア語, セルビア語, イタリア語, ハンガリー語などでも同様の解釈をするらしい. これ自体が一つの大きな研究トピックになるというのは, やはり言語学の非常に面白いところである. そして, この観点もまた等位構造において非常に重要になるだろう.

参考文献

  • Szabolcsi, A., & Haddican, B. (2004). Conjunction meets negation: A study in cross-linguistic variation. Journal of Semantics, 21(3), 219-249.

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