Apple Pencilを中心に設計されたノートアプリNote Alwaysを解説.
Apple Pencilの登場以降,iPadを紙の代わりに使うことができるようになりました.それに伴って,iPad用のノートアプリもたくさん登場しました.それぞれ色々な特徴を持ったアプリたちです.
その中から今回はNote Alwaysというアプリを紹介します.このアプリはApple Pencilを中心に設計されているように感じます.
この記事はどんな人向け?
- iPadのノートアプリを探している
- Note alwaysに興味がある
- Note Alwaysの使い方を知りたい
他のノートアプリにも興味がある方はこちら.
Note Alwaysってなに?
Note AlwaysはiPad用のノートアプリです.
アプリ紹介にApple Pencilのための手書きノートとあるように,Apple Pencilを快適に使えるように設計されています.開発者様のブログを拝見すると,細かいところへのこだわりを感じられ,こうやって快適なアプリ体験を享受できているのだなと頭が下がります.
このアプリは書き味は普通のペンでノートを取るようなレスポンスを追求しながら,そこに操作性というデジタルノートならではの要素を,いかにストレス無く実現させるかということに関して本当に細部まで配慮されている素晴らしいアプリです.
Note Alwaysの使い方
それではNote Alwaysの使い方を順に解説していきます.
ホーム画面
これがNote Alwaysのホーム画面です.画面の左にノートが並んでいて,そのノートの中身が画面中央に表示されます.新しいノートを作りたいときには画面左のプラスボタン,新しいページを追加したいときは画面中央のプラスボタンをタップします.
画面右上に表示されている編集ボタンをタップすれば,ノートをJPEG/PDFで出力できたり,ページを別のノートに移動させたりすることができます.
書き込み画面
これがノートを書くときの書き込み画面です.すでに試しで書き込みがありますが,白紙にただ書くだけなので普通のノートと同じように使えます.
画面左下にあるパレットからペンの種類・太さの切り替えや画像や付箋の貼り付けなども行えます.ペンはボールペンとマーカーペンの2種類があり,色は52色から選べます.
このパレットは左下に固定されているわけでは無く,自分の好みの位置に移動できます.私は右利きなので左下に置いていますが,左利きの人は右下に置くなどもできます.
さらにパレットの中身も変更可能です.このパレットではApple Pencilでの好みの機能を5つ+指で操作した時の好みの機能1つを設定できます.例えば,お気に入りのペンを5本登録しておいて,指で触れると消しゴムで消せるといった設定が可能です.
またパレットの矢印マークをタップすると,操作パネルが現れます.ここでは,全消去・画像挿入・付箋貼り付け・全て選択・ロック解除・用紙設定・共有と使い方のガイドが見れます.
画面をピンチインするとページ移動が可能です.
操作性
これがNote Always最大の特徴とも言えますが,Apple Pencilを中心に設計された操作性が最高です.それぞれ見ていきましょう.
ペンで掴む 拡大・縮小
Note Alwaysではペンでものを掴むことができます.書いたものを移動させたい,拡大・縮小させたいという時には,その書いたものをペンで囲むと選択モードになります.コツは掴む時に完全に囲い切らずに,ちょっと間を残すこと.完全に囲んでしまうと図形だと認識されてしまうようです.
いちいち選択モードなどに切り替える必要がないので,直感的に使うことが可能です.
指でUndo/Redo
Note Alwaysでは指で,Redo/Undoが可能です.
2本指でタップするとRedo.
3本指でタップするとUndo.
このように機能が割り当てられています.この設計も,イチイチ消しゴムモードなどに切り替える必要がなくなるので,思考を中断せずに使い続けられるように配慮されています.
整形
手書きで書くことは図形などを書く際にも便利です.思い通りに書くことができますから.しかし,手書きだからこそ図形の見栄えが悪くなってしまうこともあります.例えば,直線を引きたいのに曲がってしまうなど.
Note Alwaysでは,そんなふうに手書きで書いたものを整えてくれる機能があります.使い方は,まず線を引いたら現れるキラキラマークを確認します.キラキラマークが現れたら整形機能が使える印です.あとはキラキラマークをタップするだけで自動で綺麗な形に整えてくれます.
マインドマップ風にも使えるので便利.
まとめ
Apple Pencilとの親和性を本当に細かく考えた設計で本当に使いやすいアプリです.
思考を中断せずに使うことができるので,私は論文やブログのアイデア出しに使っています.
他にも使い方は無限にあると思うので,ノートアプリを探している方は是非おすすめです.