入国審査は留学生にとって最初にぶつかる壁のように思える。ここでは私の入国審査がどんな感じだったかを記す。
参考になれば幸いである。
私は入国審査はロンドンのヒースロー空港で行った。乗り継ぎ便がある人も入国審査は入国した最初の空港で行われるようだ。私の偏見だが入国審査官は無愛想でコワモテの人が多いように感じる。私の入国審査官もそんな感じの人であった。
入国審査は10分ほどだった(恐らくこれはかなり長いパターン。普通なら5分ほどだろう。)質問内容は主に3つだった。
- 渡航目的は何か
- 滞在先はどこか
- 資金はどう工面するのか
1つ目の「渡航目的は何か」という質問に対しては “To study” と答えよう。すると続けて「何を学ぶのか?」「どこで学ぶのか?」「学位は何か?」などを聞かれる。もし大学側から詳細が記載されたAcceptance letterやメールを受け取っていれば、それをあらかじめプリントアウトしておくことをおススメする。それを渡せば非常にスムーズに進むし、英語力に自信が無いという人には非常に役立つアイテムとなる。
2つ目の「滞在先はどこか」という質問はあなたの滞在先によって答えが変わるだろう。私は大学の寮に滞在することが決まっていたので、そう答えた。この時も詳細が記載されたメールなどをプリントアウトしておくと良い。すでに住居費を支払った英文の証明(レシートやAcceptance Letterなど)があれば理想である。
3つ目の資金証明を私はしくじった。別の投稿でも書いたが、私はその時学費の支払いを行っていなかったのだ。そのことを伝えると審査官の顔色が変わった。そこから「なぜ払ってないんだ?」「いつ払うんだ?」「どうやって払うんだ?」など、俗にいう5W1Hの質問で支払いについて聞かれた。ここで私が伝えたいのは、可能な限り必要なものの支払いは出国前に済ましておいた方が良いということだ。そうすれば余計な面倒を抱えずに済む。
状況によって色々と聞かれる内容は違うと思うが、肝心なのは
私は不法滞在をするつもりでここに来たのではない!!
ということをアピールすることだ。そのスタンスを貫けば入国審査は問題ないだろう。そして、そのために様々な証明書類が役立つのだ。
以上が私の入国審査である。
あなたの入国審査の時に参考になれば幸いである。